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口頭

複合核反応を用いた時間反転対称性の破れ探索と(n,$$gamma$$)反応角相関項の測定

遠藤 駿典

no journal, , 

中性子が原子核に吸収され複合核を形成する過程では空間反転対称性の破れが最大で$$10^{6}$$倍程度増幅することが知られており、時間反転対称性の破れもこれと同様の原理で増幅するとされている。現在の素粒子標準模型ではこの物質優勢宇宙の物質量を説明することはできないため、未知のCP対称性を破る過程の存在が示唆されており、世界中でその探索が行われているがいまだに実験的な成果は得られていない。CPT定理を仮定するとCP対称性の破れは時間反転対称性の破れと等価であり、我々は複合核反応における時間反転対称性の破れの増幅効果を利用して、世界最高感度でのCP対称性の破れの探索を目指している。実験遂行のための各種の要素技術開発と並行して、増幅効果は標的とする原子核によって異なるため、(n,$$gamma$$)反応の角相関項の測定により、核種ごとの増幅効果を評価し最適な原子核の選定を行っている。また対称性の破れの増幅効果に理論的説明を与えているs-p混合モデルについて、(n,$$gamma$$)反応の角相関項の測定を通して実験的検証を試みている。本発表では時間反転対称性の破れ探索実験の概要と、現在までの(n,$$gamma$$)反応測定で得られた成果について概説する。

口頭

Measurement of spin-angular correlation terms in neutron induced reactions for search of time-reversal violation

遠藤 駿典; 藤岡 宏之*; 井出 郁央*; 飯沼 昌隆*; 伊東 佑起*; 亀田 健斗*; 河村 しほり*; 木村 敦; 北口 雅暁*; 奥 隆之; et al.

no journal, , 

複合核反応において空間反転対称性の破れが陽子陽子散乱反応と比較して、最大で約10$$^6$$倍程度増幅する ことが実験的に確認されている。これと同様の原理で時間反転対称性の破れも増幅することが示唆されており、我々は複合核反応を用いて、標準模型を超える時間反転対称性の破れの探索を計画している。近年はJ-PARC・MLF・ANNRIにて、中性子入射反応におけるスピン-角相関項の測定を行い、時間反転対称性の破れの増幅度の評価や、増幅理論の実験的検証を進めている。本講演ではこれら相関項測定の結果及び現状を中心に、最近の成果と今後の展望を紹介する。

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